穴のあいたページをめくるとでてきたでてきたかわいいゆきだるま・・・。
人気のかたぬきえほんシリーズ。
待望のクリスマスバージョン。
わくわくのプレゼントは何でしょうか？
幼児から楽しめる絵本です。

クリスマスにはリースを飾りサンタの国ではプレゼントの準備中。
そして、そりに乗ってサンタさんが、空から寝ている子どもたちのところへやってくる。
そんな楽しいクリスマスをとびだすしかけ絵本が盛り上げます。

おさるのジョージはしりたがり屋のこざる。
今日はおじさんといっしょにクリスマスツリーを買いに出かけました。
おじさんが言いました。
「ツリーを買っている間そばを離れるんじゃないよ。」
でもジョージは約束を忘れて勝手にどこかへ行ってしまいます。
おさるのジョージの大活躍が始まります。

♪メリーさんのヒツジヒツジ・・・・♪
おなじみのこの曲がどのように歌われるようになったのでしょうか。
そんな疑問を解決してくれる絵本です。

ある村にメリー・エリザベス・ソウヤという女の子がいました。
メリーは動物が大好きうし・ぶた・にわとり・・・。
動物たちもメリーが大好き。
なかでもヒツジはメリーがだいだい大好き。
そんなヒツジに二匹の子どもが生まれました。
でも一匹は小さくて弱々しくておかあさんひつじもめんどうをみなくなりました。
メリーはこの子ヒツジを育てることにしました。
毎日世話をしているうちにメリーがいくところには子ヒツジはどこでもついてきます。
メリーの通っている学校にも・・・さてさてその先は・・・。
そしてのどかに拡がる田園風景。
１８００年代の古きよきアメリカの開拓時代の人々の生活が見事に描かれています。

今年２０１４年は金子みすず全集が刊行されて３０年。
昨年２０１３年はみすず生誕１１０年の節目の年でした。
この絵本は代表的な詩１５編が透き通るような絵と共に語りかけてくれています。
たいりょうおさかなつもったゆきわたしとことりとすずと・・・。
一方的に見るのではなく多面的にみたとき物事はどんなふうに感じられるでしょうか。
見えるものだけではなく見えないものの存在にも気づかせてくれ、みすずさんの詩に出会ってみてください。
何回も何回も読みたくなる絵本になるはずです。