ちびかたつむりがおとうさんに聞いたお話です。
むかしむかしちいさいかたつむりのこどもがお父さんかたつむりに言いました。
「世界一大きなうちがほしい！！」
お父さんが答えました。
「じゃまにならないようにうちは軽くしておくんだ。」と。
それでもちいさいかたつむりは大きなうちがほしくて、体を伸ばしたり縮めたりしているうちに大きくなる方法を発見しました。
かたつむりだけでなく身近にもこんなことありそうです。
りこうになったかたつむりのお話は何かの参考になるにではないでしょうか。
考える絵本です。

ばけたくんはとってもくいしんぼのおばけのこ。
夜中にやってきてどこかのお店でつまみ食い。
たった今ぶどうをつまみ食い！！
するとばけたくんは・・・
表情豊かなばけたくんのたべっぷりとばけっぷり。
思わず笑ってしまいます。
読み聞かせにもぴったりなおもしろい絵本です。

夏の楽しみは虫たちと出会うこと。
蝉が柔らかい羽をひろげ羽化する様子。
カブトムシが成虫になっていく時間。
ちいさい鈴虫がリーンリーンと涼しそうな声でなくまでの様子などなど、生き物たちを観察することは小さい命のふしぎを教えてくれます。
虫たちのくらし虫たちの飼い方など詳しく掲載されています。

♪おやゆびとうさんすもうがすきで
あさからばんまでゆびずもう
はっけよいよい・・・♪
親子でいっしょにうたってみませんか！！
作者の長野ヒデ子さんのお母さんは長野さんを育てるときに、何でも歌にして口ずさんで子育てをしていたそうです。
楽しそうですね。
大迫力の絵と共に大きな声でうたってみたくなる絵本です。

犬が勢いよく走ってきます。
女の子が投げたボールを追って走ります。
さあたいへん。
ボールを投げたことでおきる珍騒動。
ほほえましくもあり当の本人には気の毒でもあります。
絵だけでストーリーが展開していきます。
絵の持つ威力文字のない絵本の醍醐味です。
サン・テグジュベリ賞を見事に受賞した絵本です。