TapTap タプタプロゴ 0歳も120歳も絵本はみんなのともだち
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すべての絵本は、出版社の許諾を頂いて掲載しています。

9月 小さな秋を見つける季節・・・もう虫の鳴き声が どこからか聞こえてきます。
9月23日(金)には絵本作家野村たかあきさんが タプタプに来てくださいます。(詳細はイベント情報をご覧ください。)
今月の絵本紹介は 野村たかあきさんの本を中心に今話題の本を紹介します。
とうちゃんはかんばんや
とうちゃんはかんばんや 作 : 平田 昌広
絵 : 野村 たかあき
出版社 : 教育画劇
価格 : 1,365円
野村たかあきさんの最新作
こどもの目から見た自分のお父さんのことを、作文調に描いています。
がんこで職人気質のお父さんは『看板や』。
ラーメンや、はなや、さかなや、商店街のお店の看板はお父さんの書いた看板です。
絵も字もあったかいほのぼのとした木版画で彫り上げていて、大好きなお父さんのことが伝わってくる作品です。
しにがみさん(らくごえほん)柳家小三治・落語「死神」より
しにがみ
(らくごえほん)柳家小三治・落語「死神」より
作・絵 : 野村 たかあき
出版社 : 教育画劇
価格 : 1,365円
江戸の町の若い夫婦のおはなし。
この若い夫婦があかちゃんを授かったのですが食べ物を買うお金もないないありさま。
夫婦喧嘩が絶えません。男は死にたくなりました。
そんな時、しにがみさんに出会いました。しにがみさんは男に仕事を 世話します。
その仕事は医者。
呪文を唱えると、重い病気の人も直すことができるのです。
男はたちどころに大金持ちになるのですが・・・さてさて 男の運命は・・・
恐ろしくも 滑稽な落語絵本です。
やんちゃももたろう
やんちゃももたろう 作・絵 : 野村 たかあき
出版社 : でくの房
価格 : 1,260円
桃から生まれたももたろう。
昔から読まれている『ももたろう』とは一味も二味も違います。
おじいさんとおばあさんに、たいそう可愛がられて育ったももたろう、わがまま放題に育ってしまいました。
やんちゃなももたろうは 鬼のいる鬼が島へ・・・。
鬼がやんちゃももたろうに話すことばは、こころを打たれます。
白黒の木彫りの世界の中で鬼の表情が、とっても魅力的です。
おじいちゃんのまち
おじいちゃんのまち 作・絵 : 野村 たかあき
出版社 : 講談社
価格 : 1,890円
となり町で一人暮らしをしているおじいちゃん。
1年前におばあちゃんがなくってから、一人暮らしをしているおじいちゃんのことを、みんなが心配しています。
でも、おじいちゃんは平気です。
おじいちゃんがずーと暮らしてきた町の営みや、あったかい人情が、画面から伝わってきます。
第13回絵本にっぽん賞受賞作品です。
わたしの庭
わたしの庭 写真・文 : 今森 光彦
出版社 : クレヨンハウス
価格 : 1,890円
写真の芸術品です。
色も構図も文章もどれをとっても美しい。
写真家今森さんの庭で繰り広げられる植物や昆虫のステージショー。
どのページにも、大スターが登場しています。
何度も見たくなるような1冊です。
うそつきのつき
うそつきのつき 作 : 内田 麟太郎
絵 : 荒井 良二
出版社 : 文渓堂
価格 : 1,575円
「おじさんはわらいません」で始まることばあそび絵本。
おじさんはわらいませんが、わたしは「ワッハッハッ」とわらいました。
みなさんも笑ってください。
今年の日本絵本界の快挙!!
リンドグレーン賞を日本人として始めて受賞しました。
来年はタプタプに荒井良二さんが来てくださいます。(日程は未定)
ご期待ください。

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