うさぎさん、りすさん。あおむしさんの所にレストランから招待状が届きました。
うさぎさんの好物は・・・どんなごちそうがでてくるでしょうか？
おいしそうな匂いがしてきました。
仕掛け絵本になっているので　楽しさも倍増です。

ふたごのこねずみ。ティモシーとサラはおとうさんとおかあさんと一緒に　キャンプに　出かけました。
秋の森は　とても素敵です・・・。
そっと　しのびよる　怪しい影・・・。
突然どんぐりが雨のように降ってきました・・・・
美しい紅葉のなかで、ふたりはどんな思い出をつくるでしょうか？

たけし君はお兄ちゃんとお姉ちゃんといっしょに、畑へいもほりに出かけました。
お兄ちゃんとお姉ちゃんは、おおきなおいもを掘りあてて大喜びです。
たけし君は長い長いつるを引っ張って引っ張って・・・。
つるをたどってどこまで行けば、おいもをほれるでしょうか。

今日は注射の日。
本当は注射なんか大嫌い。
痛くない注射があったらいいのに・・・。
みんなは注射痛くないのかな？
もうすぐ僕のばんが来る、こわいよ・・・。

注射のない国にいきたい！！
こどもの心情が痛いほどわかります。
こどもの表情がとてもいいです。

ある町の古ぼけた木組み造りの屋根裏部屋に、おばあさんが住んでいました。
窓辺には古びた鳥籠がつるしてありました。
鳥籠には本物の水飲みではなく、割れたびんの口にコルクの栓をしたものがつるしてありました。
小鳥の水飲みになったびんの口は、人間が独りごとを言うように、自分がたどってきた人生を思い返していました・・・。

この絵本の絵は影絵作家、藤城誠治さんが２６歳（６０年前）の時、初めて白黒絵本として手掛けたのですが、カラーの影絵絵本として再び作りたいと思い、５０歳の時からあたため、６０年目の８６歳の誕生日を目標に創り始めた作品です。

藤城誠治さんの人生とぶどう酒のびんがオーバーラップしているように思われる作品です。
絵の隅々にも渾身の力と経験と技術、思いのすべてが込められ読み応えのある作品です。

秋にふさわしい、大人のための１冊の絵本です。

ろばのウィンドミルは足の短いずんぐりのっそりのぶかっこうなろばでした。
前は「老いぼれ　ヒーハウ」と呼ばれていました。
でもあることがきっかけで、町のみんなからはとても尊敬されるようになりました。

どうして尊敬されるようになったかは、この本を開いてみてくださいね。
ウィンドミルの毎日のひたむきな努力が実を結ぶ物語です。