野原の真ん中に大きな木がありました。 大きな木に白い花がいっぱい咲きました。 木は嬉しくてたまりません。 でもほめてくれるものがいないので寂しくて仕方ありません。 香ばしい花の匂いは風に載ってふわふわ、じゃがいも畑まで届きました。 そこにはたくさんのちょうちょたちがいました。 ちょうちょたちは大きな木のための祭りをしようと相談するのですが・・・。 この花の木の名前は菩提樹です。 見事に咲く花に集まる虫たちの楽しい様子が描かれています。

みどりのかえると、きいろのかえるがばったり出会いました。 すぐさま口げんかが始まりました。 お互いけなし合っているうちに、取っ組み合いのけんかになってしまいました。 さて、にひきのかえるのけんかの顛末は・・・。 けんかは些細なことからはじまります。 仲良しになる秘訣をこの本は教えてくれます。

とらのとらきちは夢の中。 とらきちの見る夢の世界は不思議がいっぱい。 想像力を超越して２次元３次元４次元の世界へ。 ことばよりも描かれた絵の不思議さに引き込まれます。 とらきちの夢が覚めませんように！！

こぐまちゃんがすてきなケーキを作りました。 ことりが飛んできて「少し分けてくださいな。」。 やさしいこぐまちゃんはことりさんに分けてあげました。 ねこがきていぬがきてこうまがきて・・・。 さあ、こぐまちゃんが作ったケーキはどうなるでしょうか・・・？ ケーキの触感も工夫されている、あなあきの絵本です。

ももちゃんはびっくり！！ おとうとのようへいくんが、ももちゃんの大好きなおさかなのアップリケのついたズボンをはいていました。 「ももちゃんのズボンを返して。」 泣きながら訴えるももちゃんですが・・・。 子どもの成長をやさしく描いたほほえましい絵本です。