息を吐いて息を吸って・・・。
毎日毎日みんな誰でもやっています。
そうしないと生きていけません。
自分がはいた空気を隣にいる誰かが吸うかもしれますん。
おとうさんが吸うかもしれません。
お母さんが吸うかもしれません。
もしかすると庭にいる小さな小さなアリが・・・。
空気は入れ替わるだけ。
あらゆる生き物が生きるために必要な空気。
あらゆるものを繋ぐ空気。
願わくばその空気はいつまでもきれいなままにしたい！！

詩の作者まどみちおさんは100歳です。
１００年生きてきたまどさんが感じ思った大事な言葉たちです。
詩を是非読んでみたください。
是非手にとってほしい感じる絵本です。

キングは荷物を運ぶ小さなトラックです。
キングという名前はボンネットに付いているマークが、王様のかぶっているかんむりの形をしているから、みんなが「キング」と呼んでいるのです。
キングは毎日大忙しです。
朝から荷持ちを積んで配達です。
今日の配達は山をいくつも越えて行くのです。
山道は危険なところも多いのです。
キングは大丈夫でしょうか。
キングの活躍や山の仲間の優しさが伝わってきます。

とりかごの中にインコが1羽。
インコがうとうと昼寝をしていると、すずめが1羽やってきました。
すずめは鳥かごに入って、インコのえさを急いで食べようとしました。
すると、「ゆっくり食べな！」インコの声がしました。
いわれたすずめはびっくりです。
でもすずめはあやまって帰って行きました。
次の日すずめが現れました。
しかも2羽・・・。
すずめのしたたかさとインコとのバトルが見ものです。

かんちゃんが遊ぼうとすると、おもちゃが全部ありません。
「どこに行ったのかな。」と探していると大きな卵の殻がありました。
中身は空っぽです。
でも大きな大きな足跡が続いています。
家の中に誰かがいるみたいです・・・。
おもしろい言葉、「ばかんばかんぶー、ばかんばかんぶー。」
この言葉の正体はとても可愛らしいです。

オオカミのグーはお母さんがきらいです。
お母さんのことで、友だちに小さい時からいじめられていました。
それはお母さんがイタチだからです。
イタチのお母さんが恥ずかしくてたまらないのです。
オオカミのグーの心の変化や、イタチのお母さんの深い愛情に、涙なしでは読めない感動の１冊です。