イソップの人気作品の中から９話にすばらしい絵がついて魅力的な作品になりました。
絵は降矢ななさん（「めっきらもっきら」、「ともだちや」シリーズ等の絵でおなじみ）によるもので、シンプルかつ迫力の絵が際立っています。

先日、７か月のあかちゃんにおかあさんが絵本を選んでいました。
いろいろな絵本をあかちゃんに見せていて、あかちゃんはそれぞれの絵本をじーっと見て興味を示しているようでした。
「きゅうりさんあぶないよ」を見せてあげると急ににこにこしておしゃべり（喃語）を始めました。
それにびっくり、でも偶然では、と思いまた他の絵本を見せまた「きゅうりさんあぶないよ」を見せると、またにこにこ絵本におしゃべりを始めます。そんな不思議な絵本です。

ニホンオオカミ、ドードー、ジャイアントモア・・・等、絶滅動物たち１０種がなぜ地球上から姿を消してしまったのかを分かりやすく書いてあります。 後半の解説ページには「もうひとつのはなし」として興味深いデーターが掲載され、環境を考えさせられます。

「きょうはがっこうのはじまるひ」カミーユせんせいは子どもたちに自画像をかいてもらいます。 するとその絵は紙の中から起き上がって飛び出しました。 そして、そのちいさな絵たちは子どもたちと一緒に勉強をしたり、運動をしたりします。 みんなが帰るときには紙の中に入って、壁に貼られます・・・・が・・・。 「なかよしおばけ」シリーズで人気のあるデユケノワさんによる絵はとてもとても可愛くて心が和みます。

青い空に浮かぶ雲、ちいさなくもがいろいろな形に変身していきます。 シンプルで、とびきりおおらかな絵本です。 空と雲を見上げて楽しみたくなりますよ。