１６５６年に石と木だけで作られた家が１９００年に再度命を吹き込まれ、また１００年の歳月を紡いでいく話です。
そこで暮らす人々の月日の積み重ねは、喜びの日があり、悲しみの日もありと、さまざまな日々の歴史を作っていきました。
国際アンデルセン賞画家賞受賞インノチェンティによる絵は重厚で細部にまできめ細やかに書き込まれていてこの家、周りの自然の空気、そして人々の暮らしが伝わってきます。
１ページ１ページをじっくり見入ってしまう絵本です。

ゴリラのゴリオは動物園にいます。
なに不自由なく暮らしているかに見えるゴリオでしたが、一人ぼっちでさびしがっていました。
手話のできるゴリオは世話係にそのことを伝えました。
そして、ちいさなともだち子猫の「ヒメちゃん」がやってきました・・・。
ゴリラを描くことで有名なアンソニー・ブラウン。そのゴリラの幸せそうな表情は心を和ませてくれます。

すまいるママさんの絵本は、フェルト、布、ビーズ・・・等でつくられています。
いろ鮮やかでカラフル、ていねいな手仕事を感じることのできる絵本です。
はりねずみの仕立てやさんのチクチクさんは「きられなくなったふるいふく♪
つかえるものにしたてましょう♪~~~~」ともりの動物たちのご要望に応えます。
最後には大きなきょうりゅうのガオガオの服をみんなでパッチワークをして作りました。