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せつぶん ワイワイ まめまきの日
せつぶん ワイワイ まめまきの日
作:ますだ ゆうこ 絵:たちもと みちこ
出版社:文渓堂 価格:1,470円
今日は節分の日。
保育園の竹やぶでかくれんぼごっこが始まりました。
オニになったのは、よわむしのたかし君。
勝手に決めてしまったのは、いばりんぼのつよし君。
この頃つよし君は、なぜか、いばりんぼになってしまったのです。
さあ、かくれんばが始まりました。
「もういいかい」たかし君がいいます。
「もういーよ」といって現れたのは、オニの子のキッチです。
どうしてつよし君はいばりんぼになったのでしょうか?
たかし君とオニの子キッチがつよし君の謎を解き明かしていきます。
絵の表現もあたたかく、たかし君のやさしい気持ちも伝わってきて、これから訪れる春を感じる絵本です。
節分行事に関する由来なども良く分かるように工夫されています。
おにはそと
おにはそと
作・絵:さな けいこ
出版社:金の星社 価格:1,260円
節分の日。 「オニはそと、福はうち・・・」豆まきが始まりました。
鬼たちは豆をぶつけられて、おおあわてで逃げ出しました。
でも子どものオニは豆がおいしくてたまらない
豆をぽりぽり食べているうちに、人間の子どもたちと仲良くなってしまいました。
しかし鬼たちにとっては 一大事!!
小オニを取り戻すために奮闘します・・・。
はたして取り戻すことができるでしょうか。 切り絵で作った絵本はどことなくほほえましいです。
「ごんぎつね」[手ぶくろを買いに]「でんでんむしのかなしみ」の作者。
新美南吉は今年生誕百年を迎えます。
南吉のふるさと半田市では、南吉記念館のリニューアルオープン行事をはじめ、各種の記念の催しものを企画しています。
南吉を知るいい機会なので半田へプチ旅行はいかがでしょうか。
数々の名作を残して、若くしてこの世を去った南吉作品に触れたみて下さい。
ごんぎつね
ごんぎつね
作:新美 南吉 絵:黒井 健
出版社:偕成社 価格:1,470円
兵十が病気のお母さんのために獲ったうなぎを、いたずらなゴンは奪い取ってしまいます。
そして母親が亡くなったことを知ったゴンは良心が咎め、せめてもの償いにと山の実などを兵十に運んでくるのですが・・・。
心が痛む結果になってしまいます・・・。
絵を描いた黒井健さんは「ごんぎつね」を描く前の画風は、元気のいい絵を描いていたそうです。
ごんぎつねを描くにあたって、悲しみや怒りも作品を通して自分の世界観も描きたいと思ったそうです。
25年前に描いたこのごんぎつね。
表紙のごんの姿。
思案しているごんぎつね。
兵十へのいたずらを悔いどうしたらいいのか。
思い悩むごんの姿が黒井健さんにとって、いつも絵のライバルだと思っているそうです。
手ぶくろを買いに
手ぶくろを買いに
作:新美 南吉 絵:黒井 健
出版社:偕成社 価格:1,470円
寒い寒い冬・・・。
キツネの親子が棲んでいる森にも厳しい冬がやってきました。
子ぎつねにとっては初めての冬。
「お手手が冷たいよ。」
「お手手がちんちんするよ、」と言って、濡れて牡丹色になった両手を母さんぎつねの前にさしだします。
子ぎつねの手を見てかあさんぎつねは、てぶくろを買ってやろうと思います。
そしててぶくろを買いに人間の町に子狐を送り出します。
自然の美しさ厳しさ親子の愛情のこまやかさそして
人間の優しさを小ぎつねの目を通して描いています。
愛おしくなる絵本です。
でんでんむしのかなしみ
でんでんむしのかなしみ
作:新美 南吉 絵:かみやしん
出版社:大日本図書 価格:1,360円
一匹のでんでんむしがたいへんなことに気がつきました。
「わたしの背中の殻の中には悲しみがいっぱい詰まっているのではないか」と・・・。
この悲しみをどうしたらいいか不安になった。
でんでんむしは友だちの所へ相談に行きます。
1998年(平成10年)インドで開かれた国際児童評議会世界大会のビデオによる基調講演、『子ども時代の読書の思い出』の中で美智子皇后さまが小さい子供のころ、読んでもらった「でんでんむしの悲しみ」に触れて「この話はその後何度となく思いがけない時に蘇ってきました。」そしてでんでんむしの悲しみと不安とが「私の記憶にきざみこまれていたのでしょう。」と子ども心に強く響いたことを語られています。
誰でも持っているでんでんむしの悲しみを噛みしめてください。
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