水かけ合戦
この行事の写真は、どれを見ても子供たちの笑顔がはじけている。ものの10分ほどの間、ひたすら水を掛け合うだけという単純さ。必要なのは暑さと水と広い場所、そしてもう一つ大事なもの、それは大勢の仲間。
こだわりやモヤモヤやいろんな屈託が水と一緒にぶっ飛んでしまう。残るのはびしょ濡れのシャツやズボン、そして髪の毛から滴をたらした満足げな笑顔。
夏休み特集
今回のおたよりは、行事がいっぱいあったポランの夏休みを、写真とコメントを中心に構成します。こんな風にやってるの!とか、へえーこれが子どもが言ってたヤツかア、とかそんな場面がいろいろあるかもしれません。まずは水かけ合戦の様子をもう少し。

手前の黄色いのは合戦で使う水槽。風呂より少し大きめ。同じものが向こう側にもある。その水が尽きたら合戦終了。

ある日の弁当の時間。部屋の中、ビー玉場にゴザを敷いて、ベンチの上など、それぞれ思い思いの場所で仲間と食べる。木立を利用して作った基地の上はちょっと狭いけど楽しいらしい。分かる分かる。

たくさんの写真が撮ってあるので、どこかには我が子の姿があるはずです。うちの子、こんな顔するの!もあるかも。ご希望があればお申し出ください。
かき氷
今年はおやつに3度もかき氷が出た。お代わりもたっぷり。下の写真、東南アジアから来たかき氷屋さん、ではなく何を隠そう?隠すこともないけど、スーですー。
バス遠足。愛知県民の森の川。水不足の心配があったが水はあった。
深さもいいし人目もあって安心感がある。生きた川はいい。
もちろんポランのプールも楽しい。毎日入れるのがうれしい。それにこのロケーション。緑にすっぽりと囲まれている。酷暑の夏を乗り切るにはこれが最高。

8月6日になると何か伝えなくてはという気持ちになる。今年は、避けて通れない今起こっている戦争のこと。為政者たちのこと、よく考えることの大切さ、そのためにできることなどについてなるべく分かりやすく話した。
ソーメン流しソーメンがきょうのおやつ。風情には欠けるが面白さは同じ。先頭の子が適量をゲットしたらどんどん交代。箸の間をすり抜けたソーメンは回収してまた流す。

昼食のご飯を炊く。ハンゴウを使う。子供たちは何となく焚き火を楽しんでいれば何となく炊き上がる。もちろん火加減や降ろすタイミングは大人がちゃんとチェックしている。

高学年の合宿。夕食後のキャンプファイアーの一場面。見るからに楽しそう。

ベーゴマ決勝トーナメントの様子。8回の予選を勝ち抜いた者が戦う。

戦いが終わって記念撮影。来年こそはトロフィーに名を刻むゾ、と思っているかな?

ビー玉決勝戦。ポランの夏休みはベーとビーにあけくれる。ビーの方には低学年にもチャンスがある。事実、2年生が一人、決勝まで進んだが、結果は5年生の優勝だった。でもビー玉はみんな楽しめる。

夏休みの終わり、卒業生3人が大阪、横浜、岡崎から訪ねて来てくれた。建物や自然だけでなく人間まで昔と同じことに感激してくれた。ベーゴマの台を見つけ遊び始めた。小さなコマによって彼女らは瞬時に子供時代へ連れ戻されたらしい。
ある医者がこんなことを書いていた。《子供の死亡率が高かった昔、我が子が元気に遊ぶ姿を見ると親は、いつ死ぬか分からんのだから今のうちに遊べよ、と思った。子供の死が身近でなくなった現代の親は元気に遊ぶ我が子を見て、そんな暇があったら勉強しろと言う。一方では小中高生や若者の自殺が増えている。異常な時代だ。》 この夏、子供たちが暑いとも言わずに楽し気に遊ぶ姿を見ながら元気をもらっていた。子供の存在に感謝。