|
|||||||||||
子供の言葉の中にはいろいろな事が含まれていると思います。 『わんわん』といえば「今犬が通ったね。」「かわいいね。」「おおきいね。」「そばに行ってみたいね。」 『おはな』といえば「お花があそこに咲いているね。」「行ってみたいね。」「どんな匂いだろうね」 お母さんが察してあげると、子供は「ああ、この人は自分の思いをちゃんと分かってくれる。」と言うようになるのではないかと思います。 アメリカで活躍されているおともだちのフランさんも藤田さんの気持ちをこのように察してくれるのだそうです。 |
「ホトトギスの鳴き声の話」や「足が三本なのになぜ五徳と言うの?」など、藤田さんが昔、聞いた昔話を福島弁を交えてお話ししてくれました。 藤田さんがこんな事をお話し下さいました。 私は子供の頃、たくさんのお話を聞かせて貰いました。 それらの昔話は、言い方を変えれば、みんなウソ話です。 子供にはウソ話をたくさん聞かせてあげて欲しいと思います。 小さな頃にウソ話を受け入れる素地を作ってあげて欲しいと思います。 子供が大きくなって、話がウソであると分かっても、その場所には「目に見えないもの」、思いやり、優しさ、勇気などが入っていくのではないか、と思います。 |
||||||||||
ご自身の作品を使っての読み聞かせや、あそびもたくさん見せてくれました。 お話を進める中で・・・ 「この辺りで、子供はだいたいこう言うんですよ。」 「子供がここで、こう来たら、こう返したりするんですよ。」 「ここでは、こんな事をしても楽しいですよ。」 と、ご自身の体験をたくさんまじえて、お話を進めてくれました。 |
|||||||||||
会場の皆さんと一緒に遊ぶコーナーもたくさんです。 藤田さんがアメリカで教えてもらったあそび「ヘイ、おいらはジョー!」はとても楽しい遊びです。 会場の皆さんも手を動かし、足を踏みならし、笑いながら、藤田さんの言葉について行きます。 |
「本をおみやげに持ってきました。」と藤田さん。 「ここをこうして・・・。」と使い方を説明していただいた後、会場の皆さんと大きな声で読みました。 |
||||||||||
たくさんの「あそび」を見せてくれた藤田さん。 終演時間までがとても短く感じられました。 それでも、藤田さんの中には、まだまだたくさんの遊びがあるようです。 藤田さんが「おはなしおばさん」と呼ばれる理由がよく分かったひとときでした。 ご来場された皆さんも、一緒に歌って遊んで、とても楽しく、いろいろな事を教えていただいた講演会でした。 |
|||||||||||
戻る | トップページへ |