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9月23日タプタプイベントスペースで野村たかあきさんの講演会が開催されました。 野村さんが操る木彫りの人形、矢田与兵衛さんが、氏の代表作である「しにがみさん」をお話ししてくれました。 また、絵本作者が語る紙芝居「あめだま」(新美南吉作)と「やんちゃももたろう」も見せていただきました。 絵本が出来るまでの秘話、絵本に隠されたお話、鬼やももたろうに関するお話もしていただき、 とても楽しい講演会でした。 |
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矢田与兵衛さんが、野村たかあきさんの「しにがみさん」を話してくれました。 お話に入る前に3つほど、小話をしてくれて会場内は大爆笑!! |
お話を終えて、会場を去る矢田与兵衛さん。 みんな、すっかり与兵衛さんのファンになってしまいました。 |
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「しにがみさん」の製作に関するお話をする野村さん。 柳家小三治師匠の落語の下げ(オチ)に関するお話も聞かせていただきました。 野村さんは、絵本の見返しに遊びを入れるのが好きなのだそうです。 「しにがみさん」の表の見返しと裏の見返しを比べてみてください。 何か、違っているところはありませんか? 他の本にも、仕掛けがあるそうですよ・・・。 野村さんの絵本の楽しみ方がひとつ増えました。 |
自作の紙芝居、「あめだま」(新美南吉作)を披露してくれました。 「読み聞かせは、最近始めたので、まだ苦手なんです。」と野村さん。 読み聞かせに関して、こんなお話をしてくれました。 「この本は、どんな風に読み聞かせたらいいですか?」と聞かれますが、私は「どのように読まれるか。」を想定して絵本を描いていません。製作しているときには「どのように読まれるか。」まで、想定する余裕がないんです。 みなさんが、感じるままに読んでいただくのが良いと思います。 みんな、違う読み方でよいと思います。 読み聞かせに関しては、私の方が初心者なのでみなさんから教えて欲しいです。 また、「こんな風に読める本があればいいなぁ・・・。」と思ったら、それも教えてください。 これからの課題にさせていただきます。 |
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鬼やももたろうに関するお話、野村作品の製作裏話や絵を描くときの技法に関しても話してくれました。 また、野村さんの作品の中に出てくる、お店や人の名前などに関するお話も聞かせていただきました。 |
野村さんが自身の作品の中でもとても気に入っている、「ばあちゃんのえんがわ」を読んでくれました。 | ||
最後に、「やんちゃももたろう」紙芝居バージョンを披露してくれました。 絵本とは、またひと味違った楽しみ方が出来ました。 |
講演が終わって、サインに応じる野村さん。 | ||
サインを求めるお客さんは、長蛇の列!! お客さんの名前を添えてサインをしていきます。 |
この日のもう1人の主役である、矢田与兵衛さん。 みんな、与兵衛さんに興味津々です。 |
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矢田与兵衛さんの生みの親、野村さんと一緒に記念撮影。 | ちびっこも矢田与兵衛さんと記念撮影です。 | ||
「わしが矢田与兵衛じゃっ。わしの体はキリという木で出来ておるのじゃっ!!」 | 最後は、野村さん、矢田与兵衛さんと会場のお客さんで記念撮影。 | ||
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